発作警告犬
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2000年9月に 発作警告犬のことがテレビ番組で紹介され、話題になりました。
American Kennel Club, Gazette Special Issue, pp. 50-53, October 2000
に てんかん発作を警告する犬についての記事がありました。飼い主の発作の15から30分前に予告してくれたり、発作を起こした時に電話で救急車を呼ぶなど訓練されている犬の例が紹介され、発作の警告には恐らく犬の鋭い嗅覚が関係しているらしい、というような内容です。
その中に、SEPARATING FACT FROM FICTION (フィクションから事実を区別する)という一節があり、このような犬に対する考え方が書いてあるので、概要を抜粋します。
- メディアの取り上げ方はセンセーショナルで憶測が混じっているので注意が必要である
- 発作を持つ人はこのような犬に過剰に期待するために、騙されて発作警告の能力のない犬を高額で購入する場合もある
- 発作警告をする犬は特別な才能を持つ犬で、しかも飼い主と間に特に緊密な関係がある場合に現れるのであって、全ての犬が潜在的に発作警告犬としての能力を持っているわけではない
- 発作を起こした場合に様々な行動をするように訓練することは可能だが、発作を起こす前に警告するように訓練するのは非常に難しいだろう
- 発作介助犬に対しては、発作を警告してくれる犬としてではなく現実的な(介助についてのみ)期待をすべきであろう
なお、発作介助犬であっても、賢い犬に対する特別な訓練が必要でしょうから、現実には多額の資金と訓練システムが必要になると思われます。ちなみにに盲導犬の場合には現在、1頭につき250万円、ほぼ1年間の訓練期間が必要なのだそうで、その費用の90%が寄付や募金で、10%が公的な援助でまかなわれているとの事です。また、アメリカ10,000頭、イギリス4,000頭に比べて、日本の盲導犬の数は850頭とのことです。
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