てんかんと生命保険
(社)日本てんかん協会東京都支部 山田寿子
この記事は、東京都支部機関誌「ともしび」2001年4月号4-11p の記事を許可を頂いて転載しました。東京都支部に深謝いたします。
保険についてのお問い合わせは子のページの最後こちらで受け付けて下さいます。
無断複製、転載は固くお断りいたします。
Last updated Feb.4.2004: Apr.12.2001からのこのページへの訪問者数は
人です

●はじめに
生命保険金杜の経営破綻のニュースが新聞紙上をにぎわすようになったの
は平成九年頃からでしょうか?日本の「生命保険金杜は倒産しないしという
何か怪しげな"神話"が、最近ではすっかり崩れてきたようです。
それにもかかわらず日本国民の全世帯の九十三パーセントが生命保険に加
入しているのだそうです。日本は世界第一位の生命保険加入率を誇る国だそ
うです。確かに、私の知っているとこの家庭でも、だれもが生命保険に入っ
ています。わが家でも私の友人の家庭でも、生命保険に入ることが取り立て
て特別なことではなかったし、今もないように感じています。「えっ!生命保
険なんて入ったの!?」というような会話がなされたという記憶がないという
ことは、きっと生命保険が私たちの生活には空気のような当然の存在である
からだと思っていました。
●事務局へのある電話から
ある日、日本てんかん協会東京都支部の事務局に電話がありました。若い
女性の沈んだ声で「てんかんっていったいどんな病気なんですか?てんかん
のことを知りたいんです」とおっしゃいます。
いろいろ事情をお聞きしているうちに、彼女のご主人が最近亡くなったこ
とがわかりました。彼女のご主人は小さい頃にてんかんを発病し、彼女と結
婚して子どもさんができる最近まで抗てんかん薬を飲んでいました。発作は
なかったそうです。しかし、生命保険に入れなかったので、奥様と幼い子ど
もさんのために生命保険には入らなければと考え、服薬を中止しようと薬の
量を減らしている最中だったそうです。ご主人は昼休みに食事に出かけ、路上
で発作を起こして転倒し、頭を打ったらしく、救急車で病院に運ばれた頃に
は意識不明、そのまま帰らぬ人となったのだそうです。
彼女は、涙声で「主人は、私たちのために万が一のことを考えて生命保険
に入りたかったと思うんですよ」とおっしゃっていました。彼女に何と言えば
いいのか、ただただ呆然とするしかない現実が私の眼前にありました。
別のある日、やはり事務局の電話に若いお父さんから電話をいただきまし
た。彼の子どもさんは、点頭てんかんと診断され、入院して治療したところ
発作はすぐに止まり、今では薬も飲まなくていいまでになったそうです。主
治医も驚くほどの病気の軽さだったそうです。そのお父さんが「てんかんの
人は生命保険に入れないと聞きましたが、うちの子どものように○歳でてん
かんと診断された者も一生涯生命保険に入れないのですか?」と質問されま
した。さあ、どうなのでしょうか?
●てんかんと生命保険
長年空気のように思っていた生命保険が、点頭てんかんが完治したといわ
れた子どもさんをおもちのお父さんに質問されてから、急に得体の知れない
濃度の濃いものに感じられました。そう言えば、私は殆どてんかんと生命保
険のことを理解していませんでした。
表-1 アンケート送付先(五十音順)
| ○アイエヌジー生命保険(株)* | 千代田火災エビス生命保険(株)***** |
| ●あおば生命保険(株) | ●千代田生命保険(相) |
| アクサニチダン生命保険(相)**** | ◎チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニ一リミテッド |
| ◎朝日生命保険(株) | ●東京海上あんしん生命保険(株) |
| ◎アメリカン・ファミリー生命保険会社**** | 東京生命保険(相)***** |
| ●アリコジヤパン**** | ●同和生命保険(株) |
| ◎オリコ生命保険(株)**** | クレディー・スイス生命保険(株)**** |
| ◎オリックス生命保険(株)**** | ●日動生命保険(株)***** |
| ●共栄火災しんらい生命保険(株)** | ●日本火災パートナー生命保険(株) |
| 協栄生命保険(株)**** | 日本生命保険(相)*** |
| ◎興亜火災まごころ生命保険(株) | ◎富国生命保険(相)**** |
| ●GEエジソン生命保険(株)***** | ●富士生命保険(株) |
| ●スカンディア生命保険(株) | ◎プルデンシャル生命保険(株) |
| ●住友海上ゆうゆう生命保険(株)* | 平和生命保険(株)**** |
| ●住友生命保険(相) | 三井生命保険(相)**** |
| ●セゾン生命保険(株)* | ●三井みらい生命保険(株) |
| ●ソニー生命保険(株)*** | ◎明治生命保険(相)
| | 大正生命保険(株) | ○安田火災ひまわり生命保険(株)*** |
| ○太陽生命保険(相) | ○安田生命保険(相) |
| ◎第一生命保険(相) | ●大和生命保険(相) |
| ●大東京しあわせ生命保険(株)** | ○郵政事業庁簡易保険部 |
| ◎大同生命保険(相) | JA共済****** |
| 第百生命保険(相)*** | ◎全労済 |
注)◎回答あり ○一部回答あり ●回答なし (H13-3-15現在の状況)
電話の応答 *これから発送する **文書を出すのは嫌
***保留していた ****アンケート用紙がない
*****返事をする ******電話が通じない
|
「てんかんの人は生命保険に入れますか?」という質問が、ミネル
ヴァ書房の「てんかんのQ&A」に載っています。その答えとして「二
年間発作がなく、治療をしていなければ加入は可能」「発病前に家族保険に
加入していれば、発病後も継続して加入が可能」と書かれていて、「現在も発
作があり治療継続中の人は、日本の生命保険会杜は、門戸を閉ざしていると
ころが多い」とも書かれてあります。
「日本の生命保険会杜」っていくつぐらいあるの?てんかんの人が生命保
険に入れる・入れないの基準って、どの生命保険会社にも共通しているの?
生命保険会杜の「てんかん」の理解ってどの程度のものなのかしら?バブル
崩壊後の生命保険会社は「てんかんのQ&A」執筆当時と同じ状況なのかし
ら?などなどの疑問は湧いてくるばかりです。疑問が生じたら、当の生命保
険金社に訊いて教えていただくしか手はありません。ということで、日本の
生命保険会社の主だった四十六社にアンケート調査を実施しました。
Q1に対する回答:
加入できる生命保険:21世紀がん保険、スーパーがん保険、新がん保険
注:脳腫瘍と関連する可能性がある場合は除きます。
アメリカンファミリー生命
|
●アンケート調査を実施しました!
今回、私どもがアンケートを送付した生命保険会社は表-1の通りです。表
の◎印はアンケートに回答していただけた会社です。●印はアンケートに回
答していただけなかった会社です。アンケートにお答えいただけなかった理
由は表-2の通りでした。
表-2 アンケートに回答できない生命保険会社の理由(その1)
| あおば生命保険(株): |
平成9年10月1日の営業開始日以来、既契約の維
持管理業務のみを行っており、新契約の募集は一
切行っておりません。(2001年2月13日返送) |
| 大和生命保険(相): | アンケートにお答できない理由……お客さまのプラ
イバシーにかかわる内容でありますのでコメントは
控えさせていただきます。(2001年2月21日返送) |
| 同和生命保険(株): |
弊社は平成12月7月以降一切の契約の募集を停止し
ております。(2001年2月22日返送) |
| 千代田生命保険(相): | 平成12月10月9日会社更生手続開始の申立てをお
こなうこととなり、同年10月13日更生手続開始決定以降全社一丸となって再建に取り組んでいると
ころです。このため、業務が一部停止されており、生命保険の募集についても停止されている状況と
なっております。現在、業務再建に向けて取り組んでおりますが、新しいスポンサーも未定であり、
会社としての方向性がきまっていない状況にあり、今後どのような生命保険を提供することができる
のか、また、どのような取扱いとなるのかは現時点では未定となっています。従いまして、ご依頼
のアンケートにお答えできる状況ではありません。(2001年2月26日返送) |
| 富士生命保険(株): | てんかんをもっている方の引受経験が乏しく、デー
タの蓄積も充分でないところから、現在のところお引き受けの可否および条件等については一律の基準
は定めておらず、ケースに応じた個別判断としております。(2001年2月26日返送) |
|
●アンケートの主旨とは?
今回、私ども東京都支部が主だった生命保険会社四十六杜に郵送したアン
ケートは表-1の通りです。アンケートには「てんかんをもつ人の生命保険に関
するアンケートご協力のお願い」を同封いたしました。この文章には、私ども
の協会は「てんかん患者とその家族の福祉の向上を目的に活動をおこなって
いる厚生省の認可を受けた公益法人」であることと、東京都支部のいろいろ
な活動内容を明記し、今回のアンケートの主旨を書きました。
Q3に対する回答:
がん保険のように、商品の仕組みでお引受けできる努力
を継続していく所存です。
アメリカンファミリー生命
|
表-3のアンケートをお読みいただければおわかりになる通り、今回のアン
ケートで私どもが知りたかった第一点は「てんかんをもつ人が入れる生命保険
があるのか・ないのか?」です。「てんかんのQ&A」を読んだり、人づてに
聞いた限りでは、「てんかんをもつ人の入れる生命保険」はなさそうだとは
わかっているのですが、今回アンケートをお送りした四十六の生命保険会社
が全部同じ答えなのでしょうか?
私どもが明らかにしたかった第二点は「現在服薬中で、てんかん発作を起
こしていない人の場合も、生命保険に加入できないか?という点でした。
現在治療中であれば発作を起こしていようがいまいが同じ扱いなのでしょう
か?そのようなことから言えば、高血圧症で降圧剤を飲み続けている人も治
療中です。腎臓病、肝臓病、糖尿病の人はどうなのでしょうか?因みに、リ
ウマチの人が生命保険に入るのは「なかなかむずかしい」と、リウマチ友の会
の方がおっしゃっていました。
表-2 アンケートに回答できない生命保険会社の理由(その2)
| 太陽生命保険(相): | Q1からQ2項については、一般的な基準で包括的
な回答は困難ですので、回答は差し控えさせていただきます。(2001年2月28日返送) |
| 三井みらい生命保険(株): | 申し訳ありませんが、ご依頼ありましたアン
ケートは、弊社内規に関わる事項のため、お答えすることができません。ご容赦ください。
(2001年3月1日返送) |
| 日本火災パートナー生命保険(株): | 生命保険のお申込に対する引受の判断ば、
保険の種類、被保険者の年齢、治療の内容等に応じて、個別に判断しております。
加入をお断りする場合もお受けする場合もございますので、判断は致しかねます。
また、個別の引受の判断は、社内基準にもとづきおこなっておりますが、この
基準は社内・社外を問わず公表しておりません。(2001年3月1日返送) |
| 住友生命保険(相): | 一般論でお答えするのは誤解を生じる恐れがあり、
また弊社の受理基準を開示することになるため、お答えは致しかねます。(2001年3月2日返送) |
| 大東京しあわせ生命保険(株): | 引受に関する基準は外部に公表していな
い。(2001年3月7日電話による問い合わせに対しての返答) |
| 共栄火災しんらい生命保険(株): | 個々人によって審査が異なり、一概に文
書で「加入できる」と答えられない。(2001年3月7日電話による問い合わせ
に対しての返答) |
|
もう一歩踏み込んでの質問もしてみました。現在服薬をしていない過去にてんかん
だった人は生命保険に入れるのでしょうか?服薬を終了してから何年経てば生命保険
に入れるのでしょうか?生命保険会社の答えをいくつか掲載しましたが、私どもの
質問のねらいは、生命保険会社の「てんかん」という病気に対する認識度を知ること
にもありました。「てんかん」と言ったら全てが発作を起こしている人ばかりだ
と考えているのでしょうか?そもそも生命保険会社は「てんかん」に対して
どのような捉え方をしているものなのでしょうか?この当たりについては、(杜)
日本てんかん協会の「てんかんについての意識調査委員会」に是非調査して
いただきたいところです。
Q1問C-3に対する回答:
当会の生命共済の種類により、次のような取扱いとなります。
- 総合医療共済/せいめい共済/終身生命共済/個人年金共済(家族・重度障害年金付帯型)
→ご加入いただけません。
- こくみん共済
→完治後2年、経過すればご加入いただけ
ます。
- 団体生命共済
→完治後1年、経過すればご加入いただけ
ます。
全労済
|
今回のアンケートを四十六の生命保険会社に郵送したところ、宛先不明で
郵便局から返送されたものは一通もありませんでした。ということは、
各生命保険会社にはアンケートとそのお願いの郵便物は届いたものと思われ
ますが、期日内に(もしくは少し遅れて)返却された数は二十二社(四十八%)
でした。この数値を「低い」と見るか、「高い」と思うかは別として、アンケー
ト用紙の表紙に、わざわざ「質問にお答えいただけない場合はその旨とお答
えいただけない理由を当支部まで同封の返信用封筒にてお知らせください」
とまで明記したのに「無視」されたのは「てんかん」協会からの郵便物だっ
たからなのかしら?とついつい疑心暗鬼になってしまった「ともしび」企画
編集担当者でした。
表-2 アンケートに回答できない生命保険会社の理由(その3)
| 東京海上あんしん生命保険(株): | (前略)逐条的に「てんかんであるから加入できな
い・できる」等、一律にお答えすることは困難ですので、悪しからずご了承ください。つきまして
は、もし、具体的に弊社生命保険にご加入をお考えのお客様がいらっしゃれば、弊社代理店までご
相談いただければ幸甚です。(2001年3月7日返送) |
| スカンディア生命保険(株): | 既にご高承のように生命保険契約におきましては被
保険者様ご本人の過去の既往症および現在の健康状態について保険医学的基準により、契約締結の諾否
をさせて頂いております。(中略)生命保険のお申し込みに対してお引き受けさせて頂けるかどうかは、
てんかんも含めてそれぞれの病気・怪我・症状について又、更に個々人毎の申告内容等により引受受諾
の判断をさせて頂いております。この様な個別対応をしております関係上、疾病について一概に回答す
る事は非常に困難でございます。(2001年3月9日返送) |
| GEエジソン生命保険(株): | 弊社においてはてんかんをお持ちの皆様につきまし
ても、その他の疾病と同様に商品内容や治療内容、経過年数などをもとにお引き受けできるかどうか、
また、お引き受けできる場合にはその契約内容などを個別に検討させて頂いております。今回、ご照会
に接しました書簡中のQ1からQ3につきましても、上記のような事情により、詳細にはご回答できかね
ますことをご了承下さいますようお願い申し上げます。(2001年3月9日返送) |
|
Q1に対する回答:
生命共済の申込日において、てんかんの治療を受けている
方はご加入いただけません。なお、この取扱いは、てんか
んに限らず、他の疾病においても同様です。
全労済
|
表-3 今回のアンケートの質問
Q1.てんかんをもつ人は御社の生命保険に加入できますか?
□できる……問Aにお答えください
□条件つきでできる……問Bにお答えください
□できない……問Cにお答えください
問A:加入できる生命保険はどのようなものですか?具体的に教えてください。
問B:条件とはどのようなものですか?具体的に教えてください。
問C-1:加入できない理由を具体的に教えてください。
問C-2:現在、てんかんの薬を服薬中であって発作が何年も起こっていない
人の場合でも御社の生命保険には加入できませんか?
□できる
□できない…その理由をお書き下さい。
問C-3:過去にてんかんを発病して完治した(現在、服薬をしていない)人の
場合は、御社の生命保険に加入できますか?
□できる
□できない……その理由をお書き下さい。
Q2.てんかん以外の病気で入院した場合は、入院給付金付き保険の適用になり
ますか?
□なる
□ならない
Q3.てんかんをもつ人に対する御社の生命保険の今後の改善の計画等ございまし
たらご記入ください。
|
●アンケート調査の結果
アンケートの質問1に対する各生命保険金杜の回答を表-4にまとめました。
やはり!というか、従来言われている通りの結果でした。しかし、「てんかん
ではなくても病気の方は生命保険に加入できません!」という記入よりも、
条件によって……、個別のケースにより違う、一概に加入できないとは言え
ない、などのような回答が多く、白黒はっきりつけたい性格の私には不可
解な回答の内容でした。これで、個々人が「私の場合は加入できます
か?」と各代理店に相談をもちかけたならば、百人中何人ぐらいが加入でき
るのでしょうか?それとも、このような回答はいわゆる玉虫色の衣服を身に
まとった「加入できない」という答えなのでしょうか?このような答えをさ
れたら、代理店に相談に出かけないのが当たり前なのでしょうか?
表-4 Q1に対する回答
| 加入できる | |
| 条件つきで加入できる | アメリカンファミリー生命、チューリッヒ生命、大同生命、日動生命、
安田火災ひまわり生命、オリコ生命、アイエヌジー生命、富国生命 |
| 加入できない | 郵政事業庁簡易保険部、興亜火災まごころ生命、全労済、オリックス生命(H15.12連絡) |
| 個々の査定により判断する | 安田生命、日本火災パートナー生命、明治生命、
朝日生命、プルデンシャル生命、第一生命 |
| 無回答 | 太陽生命 |
服薬中で発作の全くない人は加入できますか?という問に対する各社の回
答を表-5にまとめました。問1に対する結果と殆ど変わりませんが、問1で
は「条件つきで加入できる」であったチューリッヒ生命と大同生命などが無
回答になり、問1では「個々の査定により判断する一と答えていた第一生命
が「回答不能」という答えに変わっていました。今回の調査は個別面接調査
ではありませんから、これらの答え方の変化が「てんかんをもつ人」と「服
薬中で発作のない人」の違いを生命保険会社の方々がどのように捉えていて
のことであるかは全く不明でした。
表-5 Q1問C-2に対する回答
| 加入できる | |
| 加入できない | 郵政事業庁簡易保険部、興亜火災まごころ生命、全労済、富国生命、オリックス生命(H15.12連絡) |
| 個々の査定により判断する | 安田生命、日本火災パートナー生命、プルデンシャル生命、朝日生命
|
| 無回答 | チューリッヒ生命、大同生命、太陽生命、安田火災ひまわり生命、日動生命、
アイエヌジー生命、明治生命、オリコ生命 |
その他:回答不能:第一生命
同じく、てんかんを完治した人の生命保険への加入は可能か否か?の問い
に対しての回答(表-6)を見てみますと、服薬中は発作があろうがなかろう
が生命保険に加入できないとしていた興亜火災まごころ生命と全労済と富国
生命が、完治したなら加入できるに移っています。この回答は理解できますが、
完治した場合にも全く回答に変化がない会社や、この質問になったら回答を
しなくなってしまった郵政事業庁保険事業部はいったいどうしたことなので
しょう。この三つの質問の事態が区別できなかった結果なのでしょうか?そ
れとも、てんかんが「完治」する事態を考えられないためなのでしょうか?
Q3に対する回答:
当会では、てんかんに限らず、病気をお持ちの方でもご加入いただける生
命共済の開発を検討しております。
また、既存の生命共済につきましてもすべての疾病について最新の医療情
勢等をふまえて適宜見直しております。
全労済
|
表-6 Q1問C-3に対する回答
| 加入できる | 興亜火災まごころ生命、全労済、
オリックス生命、富国生命 |
| 加入できない | |
| 個々の査定により判断する | 安田生命、日本火災パートナー生命、
プルデンシャル生命、朝日生命 |
| 無回答 | チューリッヒ生命、大同生命、太陽生命、
郵政事業庁簡易保険部、アイエヌジー生命、安田火災ひまわり生命、日勤生命、
明治生命、オリコ生命 |
その他:回答不能:第一生命
●アンケートをとってわかったこと
各生命保険会社の回答には、ていねいなことばで長々と意味不明瞭な文が続いて
いました。私が訊きたかった「てんかん発作のある人が入れる生命保険はあるのか?」「服
薬中で発作のない人が入れる生命保険は何か?」「服薬を止めたら生命保険に
入れるのか?」という単純な質問に、単純に答えてくれた会社は何と三社だ
けでした。
生命保険金杜は慈善団体ではありません。健康な(すなわち、事故や病気
や死亡の確率のうんと低い)人から多数お金を集めて、万が一の際の支払い
をする相互扶助制度が保険ですから、事故や病気や死亡の確率の高いと思わ
れる人間を仲間に入れたくないのは致し方ないと言えます。だとしたら、て
んかんをもつ人は万が一の際にどうしたらいいのでしょうか?独自の互助会
のような制度を作るべきなのでしょうか?是非、ご意見をお寄せ下さい。
表-7 Q2に対する各保険会社の回答
| 適用になる* | 朝日生命、全労済、プルデンシャル生命、
興亜火災まごころ生命、チューリッヒ生命、大同生命、アメリカンファミリー生命、
明治生命、富国生命 |
| 適用にならない | 安田火災ひまわり生命、オリコ生命 |
| 個々の査定により判断する | 安田生命、日本火災パートナー生命 |
| 無回答 | 郵政事業庁簡易保険部、太陽生命、日動生命、
アイエヌジー生命 |
*:個々の生命保険の条件は別々
その他:回答不能:第一生命
今回のアンケートを私どもは今年の二月八日に生命保険会社に郵送いた
しました。週末には会社に到着をしたと考えられます。社内で関係部署を回って回答
がでる期間を見積もって、二月二十六目までに回答をしていただいても、回
答をしていただけなくても返送していただきたいとお願いしました。その結
果返送されたものが二十二通でしたので、三月七日までお待ちしてから、返
送のなかった各会社に電話をかけました。私どもの電話を受けてから「これ
から発送します」と言った会社が三社、「文書で出したくなかったので」と口
頭でアンケートに回答できない理由(表-2をご参照ください)を述べたところ
が二社、「アンケートはいただいてここにあるが保留してあった」というのが
四杜、「アンケートが見当たらないのでファックスして」というケースが十杜、
「調べて折り返しお返事をします」と言いながらダンマリを決めたヤツが二
社、何度電話をかけても電話が通じないのが一社でした。
しかし、調査の最後になってやっと自閉症協会東京支部からご紹介いただ
いたある生命保険会社の方に「無条件で入れる保険」と「親御さんが入る保
険で、親亡き後の子どもに保障が続く保険」の情報をいただくことができま
した。これらの保険に興味がある方は東京都支部までご連絡ください。
表-8 Q3に対する各保険会社の回答
| あり | チューリッヒ生命、太陽生命、プルデンシャル生命、全労済、
アメリカンファミリー生命 |
| なし | 朝日生命、第一生命、大同生命、明治生命、富国生命、オリコ生命、
安田火災ひまわり生命 |
| 無回答 | 安田生命、郵政事業庁簡易保険部、興亜火災まごころ生命、日動生命、
アイエヌジー生命、オリックス生命、日本火災パートナー生命 |
【問い合わせについて】
生命保険に関するお問い合わせに、専門家がおこたえします。
お気軽にお問い合わせください。
☆ お問い合わせは、下記のメールアドレスまたは携帯電話へお願いします。
ソニー生命保険 新宿ライフプランナーセンター第1支社
ライフプランナー(ファイナンシャルプランナー) 前田 隆二
E-mail:RYUUJI_MAEDA@sonylife.co.jp
携帯:090−1202−0034
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-22-7
新宿文化クイントビル5F
TEL:03-5358-1701
ご連絡いただいた個人情報については、ソニー生命の各種商品の情報提供、サービス等のご案内にのみ
利用させていただきます。
SL05-349-097
[前のページへ]
[JEPNETのホームページへ]