2.んかんを持つ仲間が作業所に参加するために、適切なプログラムを開発が 必要である。
3.作業所のみならず、総合的なリハビリテーションプログラムが必要不可欠
である。てんかんをもつ仲間の置かれている状況を改善し次の段階に進める
ために、地方の実践による多くの経験の積み重ねが必要であろう。
表1 てんかんを持つ仲間にとってなぜ作業所が必要なのか?
| 1.彼ら自身および家族の熱意にもかかわらず、社会的な順応性が十分でないため に、仕事を得るのが困難である。 |
| 2.在宅は、特に若い人々にとって、時間の浪費のみならず不規則な怠惰な生 活習慣をもたらす。 |
| 3.雇用者は通常、てんかんに結びついている就職問題について十分に理解し ていない。そのためてんかんを持つ仲間の働く機会が減少している。 |
| 4.公共施設が利用できない。 |
| 5.てんかんを持つ人のために特別に作られた職業リハビリテーションプログ ラムが用意されていない。 |
表2 福岡支部が設立した3つの作業所
| 名 称 | 入所者数 | 障害 人数 | 職 員 | 数設立年 |
|---|---|---|---|---|
| あかり* | 15 |
てんかん 15 知的障害 13 精神症状 3 自閉症 1 |
3 | 1994 |
| さざなみ | 5 |
てんかん 4 精神症状 3 知的障害 1 | 2 | 1996 |
| のぞみ | 5 |
てんかん 5 知的障害 4 |
1 | 1996 |
表3 メンパーの日課と年間行事予定
日 課
年間事業
表4 作業と賃金
表5 てんかんを持つ仲間の雇用の障壁と作業所の役割
| 障 壁 | 作業所の役割 | |
| 個人 | 順応性が欠如、協調性が困難、依存心が強い、自発性がない、気まぐれ | 個々の役割を設定、毎日の活動を通じて友人を作る、食事と金銭の管理 |
|---|---|---|
| 自己の障害の受容を拒否:責任転嫁、不適当な自己評価 | 友情とピアカウンセリングを通して自分の障害の受容を援助、自信の回復を勇気づける | |
| 肉体的に不安定:仕事遂行に際して忍耐力が無く不安定 | 医師との緊密な連絡、個々に適したプログラム設定 | |
| 体カが無い | 運動のスケジュールを用意 | |
| 障害:知的障害、精神症状 | 個々の障害の理解とそれぞれに適したプログラムを提供 | 家族 | 親が子供の実際の状態を認めない | 家族と緊密な連絡:毎月の家族との会議 | 社会 | リハビリテーションのための組織的な設備が無い | 作業所の必要性とアピール、行政と社会に十分な資金を要請、地域作業 所の実践による経験を蓄積する |
表6 作業所のリハビリテーションにおいて必要な注意
| 1.仲間自身による不適当な判断と決定を補うために、指示が必要不可欠であ る。一つの作業を終えてから、次の指示を与えるべき。 |
| 2.ある伸間にとっては他の伸間より友人関係を作るのに時間を要する。他と の関係を着実に進められる仲間もいる。 |
| 3.金銭管理は重要である。多くの伸間がきちんとしたSSTプログラムを必要 とする。 |
| 4.多くの伸間にとってフルタイムの仕事は困難であるが、パートタイムなら 可能である。適切なプログラムと、体カ増進のための運動が重要である。 |
| 5.発作は作業能力に影響しないであろう。それは発作の妨害をどのように克 服するかにかかっている。 |
| 6.通勤中の発作の可能性は心配ではあるが、適切なルートと時間、そしてあ る期間実際に練習することで解決するであろう。通常ではない原因で自分で 方法を選ばねばならない事態に遭遇した場合の混乱を最小限にする用意をし ておく。 |
| 7.リハビリテーションの最終目標はグループホームのような独立した生活に 置かれるべきである。入浴中の事故に対する心配を除去しなければならない。 |